この記事では男性から女性への「嫉妬」への対処法について解説していきます。
直接言うのはハードルが高いので言うならLINEかな〜と考えるわけですが、
そもそも伝えてもいいのか?カッコ悪くない?黙っていた方がいい?という葛藤もありますよね。
この記事では女性ライターの視点でそこのところや、具体的な嫉妬を伝えるLINE例文までを解説していきます。
なぜ男は嫉妬心を隠したがるのか?

嫉妬心は女性より男性のほうが隠す傾向にあります。
やはり「器のデカい男がカッコいい」というイメージが、世間一般に広がっているからでしょう。
確かに小さいことでネチネチ言う男性よりは、どーんと構えている男性のほうが余裕がありそうです。
だからここそ、彼女の前で恰好つけたい…
その気持ちもよく分かります。
しかしそもそも、嫉妬すること自体は人として自然な感情なのです。
それを抑えすぎると
- 「○○(あなた)は何でも許してくれるんだ」と彼女が勘違いして、浮気に走ってしまう
- 嫉妬心を溜め込むことで限界が来て、結局別れたくなってしまう
という残念な結果になることも…..
心配することはありません。もし嫉妬を
- 「自分は不安なんだな」と認めて
- 素直に「ちょっと嫉妬してしまった」と言う
- 或いは自分の自信がない部分を見直すきっかけにする
このように扱えれば、寧ろ人間としての深みが増します。
感情を持たない人間の方が不自然。嫉妬する自分を受け入れていきましょう。
嫉妬するのは彼女の性格のせい?

嫉妬心の原因には極端なケースも存在します。それが
- 自分(男側)が束縛が強いタイプである
- 彼女の男性に対する言動が軽く、嫉妬心による不安が加速してしまう
というケースです。
前者については後ほど解説しますが、後者の「彼女の態度・性格」は重要です。
志賀直哉の短編に『山科にて』というものがあるのですが、
主人公は「妻が自分より若い医者に入れ込んでいる」という場面でも、余裕を持ちながら医者と距離を置くことを提案できています。
これは浮気性の自分とは違い、「妻は不貞を働くタイプではない」「そんなことができない人物」だという信頼があったためでした。
つまり嫉妬心には
- 彼女の普段の行動が軽い(信頼のおける性格なら黙って耐えられたのに)
- 彼女を信じていいかそうでないか分からず、そこまでの関係もまだ築けていない
このような事情も関与してきます。
嫉妬が喜ばれるケースもある

マイナスな事を書きましたが、嫉妬心を表に出すことが恋愛のスパイスになることもあります。
「嫉妬した」と伝えると、喜ぶ彼女もいるということです。
「自分の方が○○(彼女)を好きなのに…」と伝えると、彼女側は愛されている実感を得られますよね。
好意の反対は無関心と言いますが、彼女の交友関係を気にしているのですから、そこから対局のところにあると証明できているわけです。
しかし喜ばれない嫉妬、感じ方が人によるところが大きい嫉妬もあります。
たとえば「○○ちゃんは俺のだよね?」などと言ってしまうと「私は私のものだし。お前のじゃないし」とウザがられることもありますし…..
アイドルに夢中なことに嫉妬すると「いや彼氏と推しは別だし。趣味邪魔しないでよ」と言われることもあるでしょう。
「場合によっては喜ぶ嫉妬」か、「高確率で怒る嫉妬」か。
伝える前に、きちんと見極めておきましょう。
彼女に嫉妬するケース

彼女に嫉妬するケースはどんな場合があるでしょうか?
ここで少し例を見てみましょう。
- 彼女が他の男と楽しそうに話していた
- 元カレの話をされた
- SNSで他の男にのめり込んでいる
- 自分よりイケメンな男と一緒にいた
- 女友達に「〇〇くんカッコいいよね」と言っていた
- 他の男からプレゼントをもらっていた
- 他の男に笑顔を向けていた
- 元カレと今も連絡を取っていることを知った
- 男友達も交えて旅行に行くと言われた
- 周囲に彼女のファン(男性含む)が多い
- 自分の友達が彼女の方に興味を示していた
嫉妬したとき、状況によっては「許容できない」とハッキリ伝えてもいい?

伝えましょう。
むしろ、自分の感情の境界線をはっきり伝えておかないとそれが当たり前になり、後で苦しくなります。
大切なのは「どう伝えるか」。
相手を責めずに、自分の感情として「どう感じたか」を伝えるのがミソです。
- ✕「なんであんなことしたの?」
- ✕「最低。もう無理」
- ✕「どうしてわかってくれないの?」
- ○「正直、あれは自分の中でどうしても受け入れられないことなんだ」
- ○「価値観の違いかもしれないけど、あの場面は傷ついた」
- ○「どうしても無理って感じてしまって、それはちゃんと伝えておきたいと思った」
許せない=別れるべき?
必ずしもそうではありません。
キツい精神的苦痛がある場合は、即座に離れることも選択肢に入りますが……
感情が落ち着くまで時間が必要だったり、妥協点を明確にして環境を整えれば、再度のトラブルを防げることもあります。
相手が自分の価値観、嫉妬を尊重してくれるかどうかを確認し、
それでも歩み寄れなければ、「価値観の不一致」として次の恋にいきましょう。
無理をしても、本音を言えない関係は長続きしません。
大切にしたい気持ちがあるからこそ、抑え込んで消えてしまう前に伝える…それはむしろ誠実さです。
嫉妬を伝えるLINE例文
それではここから嫉妬を伝えるLINE例文です。
男友達と話していたのを見た
今日〇〇くんと楽しそうに話してるの見て、ちょっとだけヤキモチ妬いちゃった(笑)
俺って意外とああいうの嫌なのかもしれない、、、
比較的軽めのもの。
流石に「他の男と喋るな」とは言えませんが、自分がそういうことが気になるタイプだということは告げておきましょう。
男友達とご飯に行くと言われた

男友達と2人でご飯行くのはちょっとモヤるかも…
自分でも小さい男だなって思うけど、許せるかどうか微妙なところです。
迎えに行っていい?(俺も一緒に行っていい?)
嫌ではなく「モヤる」なら、一度妥協点を伝えてみましょう。
自分でも許せるか許せないか、ハッキリしない場合はありますからね。
「そんな相手じゃないよー」が事実なのかどうか、
自分がどう思い、許す許せないの境界線がどこにあるのか。
確かめに行くのはありです。
元カレの話が出た
元カレの話、全然聞けるつもりだったけど、思ったより嫌な気持ちになった自分がいた(笑)
好きだから、自分の知らない○○を知ってるのかと思うと複雑なんかも
「だからもうして欲しくない」という場合は「嫉妬」より「嫌な気持ち」という表現を使いましょう。
「嫉妬」と言うと「恋のスパイスとしてたまにはあった方がいいのかも」と考える方もいます。
男友達と長電話していた

昨日あの人と長電話してたって聞いて、ちょっとだけ「自分とより話してるんじゃ…」ってモヤモヤした(笑)
不安なのか、不満なのか、自分の感情を理解しましょう。
漠然とした不安なら、自分の自信のあるところや過去に上手くいったことを思い出し、自己肯定感を高めるのもありです。
彼女が他の男を褒めていた
“あの人って頼りがいあるよね〜”って言ってたの聞いて、なんかドキッとした
自分もそう思われるように頑張るね!
嫉妬を前向きな行動宣言に繋げるパターン。
自分の理想像を固め、成長に繋げていきましょう。
男友達からプレゼントをもらっていた

あのプレゼント、ちょっとだけ複雑だった(笑)
気にしないようにしてたけど、やっぱりヤキモチだったのかも
嫉妬した時、「これは自分に何を教えてくれてる?」と問いかけてみましょう。
「自分が思っていたより彼女に独占欲を持ってるみたいだ」と分かった場合
▶︎「自分は淡白な方だから、このレアな気持ちを大事にしたい」なのか、
▶「彼女を縛り付けそうで怖い。薄められるなら薄めたい」なのか…
それによって取るべき行動が違ってきます。
嫉妬しにくい人間の考え方

では「伝えない」という選択を選んだ場合、自分の嫉妬とどのように向き合っていけば良いのでしょうか?
嫉妬しにくい人には以下のような特徴があります。
- 「他人の気持ち」をコントロールできないものと理解している
- それ故に「彼女が好きな道を選べばいい」と考えている
- 「浮気されたら、その時考えればいい」
- “奪い合い”しようとは考えない
- 他人の幸せに影響されない
- 自分自身の人生が主軸で、彼女は“+α”の存在。
他人と比べない・執着しない・自分の軸を持つ。
あなたが嫉妬心を飼い慣らしたいと考えるなら、ぜひ参考にしてみてください。
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