この記事では、
- 間違ってLINEスタンプを買ちゃったけど返品・返金できる?
- 欲しくないスタンプをプレゼントされた。受け取らずに返金できる?
について解説していきます!
結論:LINEスタンプの返金は基本的にできない

結論としては、「基本的に不可能」です。
- LINE公式は「デジタルコンテンツの性質上、返金不可」と明記(情報元)
- 一度購入・プレゼント送信した時点でキャンセル不可
- Apple/Google経由でも基本的に対象外
これは自分で買った場合▼だけではなく、
- タップミスで購入
- スタンプの内容をよく見なかった
- 気が変わった
- 欲しくなくなった
友人等に贈った場合も同じ。
- 欲しくないスタンプだった➡受け取り拒否しても送った側に返金されない
- プレゼント自体が返金できない仕様
「クーリングオフ」と言う返金制度は、LINEスタンプのようなデジタルコンテンツには適用されません。
しかし購入直後で特例的に返金された事例もあるにはあります。(Apple・Google経由で申請)
それが以下のような「法令上必要な場合」です。
こんな時は返金できるかも

「法令上必要な場合」とは、消費者保護法などの法律により、返金・返品を受け付けなければならないとされるケースのことです。
具体的には以下のような状況が該当します。
未成年者が親の同意なく購入した場合(民法 第5条)
- 例:中学生が親のスマホでLINEスタンプを無断購入
- 条件:親権者が「同意していなかった」と申し立てた場合、契約は取り消せる
- → 返金される可能性あり(ただし、使用状況なども考慮)
不正アクセスや第三者による購入(不正利用)
- 例:スマホを盗まれて勝手にスタンプを購入された
- → クレジットカード会社やApple/Googleに報告し、不正利用が認められれば返金対象
システムエラー・バグによる二重購入
- 例:アプリの不具合で同じスタンプが2回購入された
- → LINE側が認めれば返金対象になることがある
特定商取引法に基づく誤認表示(極めて稀)
- 例:スタンプの内容説明が誤っていて、実物と大きく違う
- → 実質的に誤認させられた場合、取消や返金を請求できることがある
以上の場合に当てはまるのならば、Google・Apple経由で返金申請してみましょう。
返金申請方法

ここから返金申請方法です。
購入した端末が
iPhone・iPad(iOS)ならApp Storeで購入
Androidのスマートフォン・タブレットならGoogle Playストアで購入
しています。
※LINEスタンプを貰った側ができる操作はありません。返金申請はあくまで購入した端末からのみです。
自らの購入先にて返金申請を行ってください。
Apple経由の返金申請リンク
Appleでは、購入後に「問題を報告する」ページから返金をリクエストできます。
申請後、24~48時間以内に処理状況が更新されます。
- 詳細は、Appleの公式サポートページをご参照ください。
Google Play経由の返金申請
Google Playでも、購入後に「Google Playヘルプ」から返金をリクエストできます。申請後、通常15分以内に結果が通知されますが、最大で4営業日かかることもあります。
- 詳細は、Google Playヘルプの該当ページをご参照ください。
注意事項
購入直後で未使用の場合に限り、AppleやGoogleのサポートを通じて返金が認められる可能性があると述べましたが……
これは返金が保証されているわけではありません。
各プラットフォームの判断に委ねられますので、断られた場合は潔く諦めましょう。
購入ミスしないための対処法

同じような失敗をしないためには、以下のような事に気をつけましょう。
これはLINEスタンプだけではなく、LINEギフトなどにも言えることです。
- 購入前にプレビューやスタンプの詳細をよく確認
- ワンタップ購入を避けるため、購入確認設定をオンにする(Android限定)
- 子どもの誤購入対策にはペアレンタルコントロールを
- プレゼントの場合、事前に贈り先と確認しておく
- 必要ではないものが来た場合、返金できないことを知っておき、送り主に言うかどうかを検討する
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