チケットの譲渡や購入取引にて、Twitter(X)等で募集をかけてLINEで連絡を取ることが増えています。
しかし見ず知らずの人とのやりとり。
「どう送れば丁寧?」「怪しまれないようにしたい」「トラブルを避けたい」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、安心してチケット取引を進めるためのLINE例文をパターン別にご紹介します。
加えて、トラブルに巻き込まれないための注意点も解説します。
チケット取引でLINEを使うときの注意点

- 募集を賭けている人のTwitter(X)等投稿を遡ってみて、変な人でないことを確認する
- 敬語や丁寧語を使って、誠実な印象を与える
- お金のやりとりは最初に明確にし、後出しを避ける
- LINEのスクショは証拠として保存しておく
- 本名や住所などの個人情報はむやみに教えない
譲ってもらう側:初回のLINEメッセージ例文

はじめまして、◯◯と申します。
△△のチケットの件でご連絡させていただきました。
ぜひお譲りいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
譲る側:初回のLINEメッセージ例文

こんにちは、チケット譲渡の件でご連絡いたしました。
◯月◯日(イベント名)のチケット1枚、お譲り可能です。
ご希望の支払い方法と受け渡し方法をご相談させてください。
支払い・受け渡しに関するやりとり例

対面手渡しの例
振り込んでチケットが送ってこられない等を考えると、リスクが低いのは「手渡し」。
知らない人と待ち合わせは緊張しますが、だからこそしっかり事務的に行いましょう。
当日(〇月◎日)〇〇駅での手渡しを予定しています。
時間や場所のご希望があれば教えてください。
銀行振込をお願いする場合
会う交通費を割けない場合は、振り込み確認後郵送というのも多いでしょう。
まずは振込先情報を送り、入金してもらいましょう。
銀行名:〇〇銀行
支店名:〇〇支店
口座番号:1234567
名義:ヤマダタロウ
ご入金後、確認次第チケットをお送りします。
尚、口座情報の伝え方・伝えるリスクについてはこちら↓の記事で詳しく解説しています。
【コピペOK】LINEでの振込先伝え方。項目や悪用の怖れについても
当日の確認LINE例文

交通費かけて待ち合わせ場所に行ったのに、会えなかったらやるせません。
当日あるいは前日に確認のLINEを入れておきましょう。
受け取る側
お世話になっております。
明日〇〇時に△△駅××前での受け取り予定で大丈夫でしょうか?
キャップを被って、白のワンピースを着ています。
どうぞよろしくお願いいたします。
譲る側
こんにちは、明日の件ですが、予定通り〇〇時に△△駅でお渡しします。
駅についたらまた連絡しますね。
よろしくお願いいたします。
こんな人には注意!取引しない方がいい相手の特徴

チケット詐欺やトラブルは少なくありません。
以下のような相手とは、慎重になるか取引をやめた方が無難です。
返信が極端に遅い or 早すぎる
不自然にテンポの合わないやりとりは、業者・詐欺の可能性あり。
プロフィール画像が未設定/捨てアカ
信頼性が低いアカウントは避けましょう。
支払い方法を急かす/先払いを強要してくる
「今日中に振り込めば安くします」など、急がせる人は要注意。
話がコロコロ変わる
言っている内容が矛盾する、日時や金額が二転三転する相手は信頼できません。
個人情報をやたら聞いてくる
住所や電話番号など、必要以上にプライベート情報を求める人は危険。
トラブルを避けるために意識したいポイント

- やりとりは必ず文章で残す(LINE通話はNG)
- お金のやりとりは第三者の決済アプリ(メルカリ・チケジャムなど)経由の方が安心
- 初対面なら対面で受け渡し+即確認がベスト
- 万が一に備えて、相手のID・やりとり画面のスクショは必ず保存
まとめ
LINEでのチケット取引は便利でスピーディですが、トラブルに遭わないためには慎重な対応が必要です。
丁寧なLINEメッセージ、明確な条件提示、不審な相手を避ける判断力――これらを意識すれば、安心してやりとりができるでしょう。
LINE例文を上手に活用し、気持ちよく安全なチケット取引を実現してください。
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