この記事は『バイト辞めたい』を職場へLINEで伝えたい方向けの記事です。
辞めたい時の礼儀として
ブッチする(バックレ)<LINEで伝える<電話で伝える<直接伝える
がいいのは分かっているけど、直接はどうしてもいやなんです……という方向けです。
以下、バイトを辞めたいときのLINEでの伝え方、例文、注意点を解説していきます。
LINEでいい店長もいれば、怒って既読スルーする店長もいる

まずは注意点からです。
まず気になるのが『LINEでバイト辞めたいと伝えていいのか?』ですが、
これは「できればやめた方が無難」です。
社会的マナーとしては直接もしくは電話が良いとされており、中には非常識だと怒る店長等責任者もいます。
(もちろん気にしない責任者もいますが)
マナー云々以外でも、辞めたいと告げた後に制服を返しに行く必要があったり、次の職場で源泉徴収が必要で取りに行くはめになったり…と事後処理は起こり得ます。
できれば愛想は良くしておく方が無難なのです。
しかし何も言わずバックれるよりは、LINEで伝えましょう。
「今日シフト入ってる○○来てないけど!?」と当日慌てるメンバーがいるのはさすがに悪いですよね。
そして「LINEで伝える」にも2種類あります。
LINEで全部完結させようとするか、
電話又は直接伝えるアポイントを取る体で、要件として「辞めたいので…」と先に伝えておくか
です。
あなたが許容できるなら、後者で試してみましょう。
お疲れ様です、苗字名前です。
明日以降ご都合の良い日に、少々店長のお時間を頂けませんでしょうか?
アルバイトを辞めさせていただきたいと考えており、その件についてお話させて頂きたいです。
お手数お掛け致しますが、よろしくお願いいたします。
- 店長と話をする機会が得られない(話しかけるタイミングが難しい)
- 今まで店長に電話をした事がないため不安
このような時に使える文面です。
辞めたいと伝える前準備

辞める前に以下のことは頭に入れておきましょう。
- 2週間は働かなければならない場合がある(例外多数)
- バイトと言えども退職届を求められる場合がある
- 振込先等告げてない場合は「給料取りに来てください」と言われる可能性がある
民法では2週間前に告げるのが目安

まず、告げてからバイトを辞めるまでの期間。
民法では「辞める側と雇う側の最低限のルール」が定められており
噛み砕くと「雇用期間の定めがないなら、2週間前に「辞めます」と言えばOK」という事が書かれています。
つまり「人手足りないからあと2週間だけ頑張って…」と言われた時は基本的には従うべきということです。
(断っても法律で罰せられたりはありませんが)
できれば余裕を持って1か月前には告げましょう。
退職届の提出がある場合がある

アルバイトでも、退職届の提出を求められる場合があります。
(基本は必要ないところが多いです)
法律上のものではなく、あくまで会社のルール。
「言った・言わない」問題を防いだり、事務手続きを円滑に進めるための形式的なものです。
退職届が必要と言われたら、会社指定の形式があるのか、それとも一般的なものをネットでダウンロードするのかを確認しましょう。
給料を取りに来いと言われる場合がある

辞めたあと、給料を取りに来いと言われるケースがあります。(銀行振込にしていない場合)
働いた分の賃金を全額期日通りに支払うことは労働基準法第24条で定められており、例えバックレたとしても職場はきちっと払わなければいけません。
「いらないです」と言われても支払う努力は続けなければならず、2年の保管が義務付けられています。
どうしても嫌な場合は、振込先を伝えて銀行振込にしてもらいましょう。
合理的な理由(全社員に手渡ししてる等)がない限りは対応してもらえるはずです。
振込先の伝え方は下記をご参考ください↓
【コピペOK】LINEでの振込先伝え方。項目や悪用の怖れについても
考えておくこと
LINEでも口頭でも、下記のことは辞めることを告げる前に考えておきましょう。
嘘でもボロを出さなければ大丈夫です。
- 感謝
→ 店や会社に思うところがあろうと、「お世話になりました」「ありがとうございました」は添えましょう。 - 辞めたい理由を簡潔に
→ 詳しく書く必要はないですが(「一身上の都合上」と伝えてもOKですが)、具体的なことを述べた方が誠意は見せられます。 - 引き継ぎや最終出勤日の希望
→ 既にシフトが出ているならその日はどうするのが希望なのか? - → 自分にしか出来ない、引き継いで置くべき事項はあるか?
LINE例文:バイトを辞めたいときの伝え方

それではここからコピペOKのLINE例文です。
自分好みのものを選び、改変しながら使用してください。
例文①辞める理由なし
お疲れさまです。○○(あなたの名前)です。
大変恐縮なのですが、◯月◯日をもってバイトを辞めさせていただきたいと思っております。
直接言い出せず、そしてご迷惑お掛けして申し訳ございません。
これまでお世話になり、ありがとうございました。
最終出勤日などについてご相談させていただければ幸いです。
例文②辞める理由あり
お疲れさまです。○○です。
学業との両立が難しくなってきたため、誠に勝手ながらバイトを辞めさせていただきたく思っています。
直接お伝えするべきかとと思いましたが、お声掛けするタイミングが難しく…申し訳ありません。
今まで本当にお世話になりました。
最終出勤日など、ご都合に合わせて相談させてください。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
例文③申し訳なさを全面に押し出す
本当は直接お伝えすべきでしたが、どうしても言い出せずLINEでの連絡になってしまいました。
勝手ながら卒業論文に専念したく、◯月いっぱいでアルバイトを辞めたいと考えています。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応いただけますと幸いです。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
辞める理由一覧
辞めたいから辞めるんだ!という人が使える、当たり障りない理由一覧です。
学生の場合
- 進学・受験準備のため
- 卒業論文や課題が多くなってきた
- 就職活動に専念したい
- インターンが始まるため
- 資格の勉強を優先したい
- 将来の進路に向けて別の経験もしておきたい
体調・健康系
- 体調を崩しやすくなってきた
- 通院が必要になった
- 腰痛・疲労がたまりやすくなった
家庭・プライベート系
- 家の都合で働けなくなった
- 親の介護やサポートが必要になった
- 実家に帰ることになった
- 引っ越すことになった
- 通勤が負担に感じるようになった
時間・シフト系
- 授業や他の予定とシフトが合わなくなった
- スケジュールが不規則になった
トラブルを防ぐコツ3選

- 既読スルーされた場合電話する・直接話しかけるしかないが、そうなるリスクを減らすためにLINEの文言に「LINEでしか言えなかった旨」を入れておく
- 返信には迅速に対応する
- 最後まで丁寧な姿勢を崩さずに対応する
バイト先の店長なら「辞めます」報告は慣れています。
思いつめず、気負いすぎずLINEしましょう。
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